大学入試センター試験の日が来れば思うことがあります。
僕は大学受験の負け組・・・。
だから、心の奥底ではいつまでも学歴コンプレックスがある。
どこか自信が無いのも、そのせいかもしれません。劣等感だらけなんです。
劣等感意識と多額借金の因果関係は良く分からないけれど、あの時最大限の努力をして大学受験に成功していたら全く別の人生だったのかな。
借金なんてしなかったのかな。
25年ぐらい前だったと思うけれど、僕も大学入試センター試験を受けました。
共通一次試験が終了して、確か大学入試センター試験制度の始まった初年度か次年度だったか、かなり早い時期にセンター試験を受験しています。
実は、浪人もしているので何度か大学入試センター試験を受けています。
さらに大学1年生の時も、どうしても行きたい大学があったので「仮面浪人」して再度、大学入試センター試験を気受験した記憶があります。
ちょうど第二次ベビーブーム世代だったので、最も受験人数が多い学年だったんだと思います。
なんとか学費の安くて当時偏差値65ぐらいの公立大学に通うことが出来たので、もしかしたら世間一般的には良い学歴なのかもしれません。
でもね、所詮は二流大学ですよ。
京大に行きたかったんです。
京大理学部で研究したかった。
公立大学に入学しても、京大への未練が残って「仮面浪人」を決意、でも「仮面浪人」なんて簡単に出来る訳ではありませんよね、冷静に考えれば。
「仮面浪人」は大失敗。
大学一年時の試験も無茶苦茶、部活も中途半端、そして「仮面浪人」でのセンター試験は何度か受けた中で最も悪い点数・・・。
あれもこれも出来る訳が無いんです。
休学して徹底的にやるぐらいじゃあないと成功はありえません。
未だに、もし大学受験に成功していれば、もっと満足の行く人生だったのかな、なんて考える事があります。
もう25年以上も経つのに、大学入試の時期が来れば考えてしまいます。
大学を卒業してからも、ずっと学歴コンプレックス、「負け組」意識は変わらず。
今も一緒なんですよ。
自分を変えたい、人生を変えたい、この想いでいっぱいです。
でも、そう思っても徹底的に努力する事をしなかった。
浪人、仮面浪人するチャンスがあっても、最大限の努力しなかったんです。
目先の楽しみなかりを優先、我慢が出来なくて耐え抜く努力が出来ないダメ人間・・・。
そんな劣等感を感じながら、ここまで来てしまった。
大学生活も社会人生活も、努力なしに「なんとなくの成功」で来てしまった。
だから今、人生を変えるために、これが最後と思って自分を徹底的に追い込むために無謀と思われる事をしているんです。
結局、地道な努力をしないと人生の成功は無いんです。
地道な努力、これに打ち勝つために、今モガイています。
そしてね、打ち勝った後に「実はそんなの関係なかった、単なる幻想だったな」って思うのかな。
全てのシガラミから解き放たれて、早くラクになりたい。
とにかく多額な借金があるのは事実です。
この借金という負債を妻や子供に相続させる事は出来ないので、この現実を認識して最後まで責任持って処理しなければなりません。
やはり思い描く「成功」まで、やり抜くしかないんだよ。
今年の受験生、これから受験生になる皆さんは、最後の最後まで頑張って欲しい。
大学受験から25年以上も経ったのに、僕のようなアホな人生を送らないためにもね。
最大限の努力をして、成功を勝ち取って下さい。
最後に。
もし大学受験に成功していたら、多額借金を背負う事は無かったのか。
この問いの答えはわからない。
でも、大学受験もその後も自分なりに成功と感じた人生を歩んだとしても、巡り巡ってやはり辿り着くところは同じなんじゃあないかな。
そんな気がします。